メッセージ |
この度、27年間の大学及び救急病院勤務を経て、この地に開業させて頂くことになりました。途中2年間の留学以外は、常に救急の現場での診療、脳神経外科手術、入院・外来診療、教育等に携わって参りました。脳神経疾患は一刻の猶予なく治療を要する場合が多く、365日...(続きを表示)24時間体制の診療が基本であり、脳神経外科医の救急病院での役割は大変重要なのですが、同じく、脳神経疾患にならないように予防することも重要です。脳神経疾患は、発症すると生命を脅かしたり、手足の麻痺、失語症、意識障害、高次脳機能障害、認知力低下など、日常生活動作(ADL)を著しく低下させてしまうことがしばしば起こります。長年の脳疾患診療を経て、最近は予防的治療がより重要であると感じるようになりました。「攻撃は最大の防御なり」という格言がありますが、脳神経疾患、特に脳卒中においては「防御(予防)は最大の攻撃(治療)なり」となります。今までの経験を活かし、当院に完備している最新※のMRI、CT、レントゲン、超音波装置その他を駆使して、地域の方々の健康管理に貢献したいと思います。脳神経疾患は、風邪のような症状や軽い症状から発見されることもあります。脳神経外科と聞くと受診をためらう方もいらっしゃいますが、どんな軽い症状や小さなことでも、ご遠慮なくご相談ください。(※)情報は2017年10月掲載時のものです。 |