メッセージ |
JR横浜線と田園都市線の乗り換え駅である長津田駅の南口から徒歩1分の立地に、本格的な乳がん検診もできる産婦人科クリニックを開業致しました。乳がんになる方は、子宮がんや卵巣がんなどの「婦人科がん」全体の2倍以上(国立がん研究センター統計)にもなりますが、日...(続きを表示)本人の受診率は諸外国の中でも低く、乳がん検診と婦人科検診を一度に両方受けられるクリニックはまだ多くありません。厚生労働省によるJ-START研究では、マンモグラフィーは77%の乳がんを検出し、超音波検査を一緒に行うと91%の乳がんが発見されました。これは、若い人や日本人に多い高濃度乳腺の場合にはマンモグラフィーでは見えにくくなるものの、乳腺超音波検査がそれを穴埋めするからです(当院の放射線技師は検診マンモグラフィー撮影認定を保有しており、資格を持った超音波技師も在籍しています)。現在、2人の医師によるマンモグラフィーの二重読影と超音波検査による「総合判定」が理想的な乳がん検診ですが、当クリニックでは遠隔読影を導入して二重読影を行い、総合判定にも対応しています。さらに、トモシンセシス(3D)対応のマンモグラフィーや、「乳がん」判定に役立つエラストグラフィー機能を搭載した乳腺エコーを備え、病理検査も行っています。なお、2Dだけの検査と比べて3Dの併用では浸潤癌が平均41%多く発見されたとの報告があります(JAMA 311:2499-2507, 2014)。当院の機種は3D撮影を追加しても被爆が少ないですし、横浜市の検診(2D画像が横浜市医師会で二重読影されます)の際にオプションで追加することも可能です。また、乳房圧迫による痛みが軽減されていますので、是非、お試し下さい。触診を希望されなければ女性スタッフのみの検査になります(触診は女性スタッフと共に院長が対応致します)。産婦人科診療に関しては、子宮がん検診はもちろん、不正出血や生理痛・月経前の体調不良(月経前症候群:PMS)、更年期障害、おりもの・かゆみ・性感染症、体外受精までは至らない不妊症などの診療をしています。自費診療は、緊急避妊・ピル処方・月経移動、ブライダルチェック、プラセンタ療法(更年期障害の方は保険診療になる場合もありますのでご相談下さい)を行っています。人工妊娠中絶は承っておりません。 |